# なぜ私たちは Zero-Knowledge な Company OS をつくったのか

Source: https://lodos.md/ja/blog/the-zero-knowledge-company-os-ja
Published: 2026-05-30 · Author: Samet Samyeli · Language: ja · Reading time: 1 min

あなたの会社の情報は、すべてのデータを自社サーバーに置きたがるツールへ散らばっています。lodos がなぜすべてをあなたのマシン上に保ち、1 バイトも読めないのかをお話しします。

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創業者の会社は、ひとつの場所に存在するわけではありません。Stripe のキーはパスワードマネージャーの中、ロードマップはあるドキュメントに、タスクは別のツールに、顧客データは誰かのクラウドの中にあります。こうした製品はどれも、あなたのデータを自社サーバーに置きたがり、そしてその多くはそれを学習に使いたがっています。

私たちは、これは順序が逆だと考えています。史上もっとも有能な AI が手元にある今、それを使う代償が自分の秘密情報を差し出すことであってよいはずがありません。

そこで私たちは **lodos** をつくりました。Local-First で Zero-Knowledge な Company OS です。あなたの Mac 上で動くひとつのアプリが、Vault、Wiki、タスク、そして組み込みの AI エージェントを抱え、そのエージェントと認証情報との間には固い壁を立てています。エージェントはあなたの Stripe キーを「使う」ことはできますが、それを「読む」ことは決してできません。

## 「Zero-Knowledge」が実際に意味すること

ほとんどのツールが売っているのは*セキュリティポリシー*です。つまり、法務チームが書いた「あなたのデータは見ません」という約束です。Zero-Knowledge は、その約束を数学に置き換えます。

lodos では、あなたのデータはマスターパスワードから導出されたキーで、**ディスクに書き込まれる前に**、あなたのデバイス上で暗号化されます。暗号化には、標準的で監査済みのプリミティブを使います。キー導出には Argon2id、実際の暗号化には libsodium 経由の XChaCha20-Poly1305 です。私たちはあなたのパスワードを見ることも、キーを保持することもなく、受け取るのは意味をなさない暗号文だけです。

これには、はっきりと言える率直な帰結があります。

> 私たちでさえ、あなたの Vault を読むことはできません。マスターパスワードを忘れ、リカバリーキーも失えば、あなたのデータは消えます。そして、それこそが狙いなのです。

これは、企業が示せるもっとも誠実なことです。私たちが*見られる*ものの短いリスト（あなたのメールアドレス、課金ステータス、暗号化されたバックアップが存在するという事実）と、私たちが*決して見られない*もののずっと長いリスト（あなたの Secrets、Wiki、タスク、AI との会話）です。

## 4 つの理念、妥協なし

lodos は、互いに引き換えにすることを拒む 4 つの約束の上に成り立っています。

- **Local-First。** すべてがあなたのマシン上にあり、完全にオフラインで動作します。クラウドは任意であり、決して必須ではありません。
- **Zero-Knowledge。** あなたのデータは、ディスクに触れる前に暗号文になります。どのサーバーであれ（私たちのものであれ、誰のものであれ）、見えるのはノイズだけです。
- **AI-native。** 組み込みのエージェントが、完全なコンテキストとともにあなたの会社全体を横断して読み、計画し、実行します。しかも、あなたのキーには一切触れません。
- **あなたのもの。** ロックインなし、トラッキングなし、ダウンロードにアカウント登録も不要。あなたの Company OS は、あなたのものです。

これらのどれも、オンオフを切り替える機能ではないことに気づくでしょう。これらはアーキテクチャです。それは意図的なものです。切り替えられる保証は、いつか事故で切られてしまう保証だからです。

## 価値は「しないこと」にもある

lodos のもっとも重要な機能は、決して持つことのない機能です。平文の Secret を返すツールはありません。AI があなたのマシン上で実行できるコマンドもありません。私たちがあなたの代わりにプロキシするサードパーティのモデルもありません。

そして私たちは、誰かがその約束を破ったらビルドが**失敗する**ように書きました。すべてのリリースでコンパイル時の不変条件スキャンが走ります。もし Secret を漏らすツールがまぎれ込めば、そのリリースはそもそも出荷されません。ここでの「拒否」はマーケティングの一文ではありません。CI で強制されているので、この保証が静かにポリシーへと劣化していくことはありません。

平文がどこで止まるのか、その全体像を知りたい方は、[私たちがどのようにセキュリティモデルを構築したか](/security) をお読みください。AI の壁について具体的に理解したい方には、[あなたの AI が Stripe キーを一度も見ずに使う仕組み](/blog/ai-that-cant-read-your-secrets) という記事を丸ごと一本書きました。

## これは誰のためのものか

lodos は、あらゆる役割を一人でこなすソロ創業者のためにつくられています。Stripe のキー、AWS の root、顧客データ、そして意思決定の記録が、すべてひとつの場所にあります。そして AI が実行作業を肩代わりし、あなたは戦略と最終判断を握り続けます。

判断はあなたが持つ。雑務は AI が引き受ける。あなたの会社は、あなたのものであり続けます。

[lodos をダウンロード](/download)。無料で、ローカルで、作成するアカウントもありません。
